華道家元池坊45世・池坊専永の孫であり、次期家元・池坊専好の息子(長男)である池坊専宗さん。
愛子さまのご結婚のお相手として急浮上した方々のお一人です。
なぜ愛子様のお相手候補として名前が挙がったのでしょうか。
今回は、華道家であり写真家の、池坊専宗さんについて、調べてみました。
目次
池坊専宗は2024年現在、結婚していない!
2024年5月現在、池坊専宗さんが結婚をしたという情報は見つかりませんでしたので、独身である可能性は高いです。
池坊専宗の結婚相手は愛子様!?
なぜ、池坊専宗さんの結婚相手が愛子様であるという情報が流れてきたのでしょうか。
理由を探ってみました。
愛子様が結婚相手候補として登場した背景・理由
現在、皇室では皇族数の減少が進み、安定的な皇位継承策が検討されています。
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安定的な皇位継承策として、下記2案が検討されています。
・女性皇族が結婚後も皇室に残る案
・旧皇族の男系男子を養子に迎える案
そのような中、成人皇族となられた愛子様が学習院大学在学中、週刊誌やウェブニュースで、愛子様と比較的年齢が近い旧皇族の男系男子や、学習院関係者等の「お婿様候補」が取りざたされました。
また先日、佳子様が会合に出席されたことで話題となった、旧華族の親睦団体である「霞会館」の関係者の間でも愛子様のお相手候補がリストアップされているのではないかという噂もありますね。
池坊専宗が愛子様の結婚相手となりうる理由
池坊専宗さんは、旧皇族でも学習院に通っていたこともありません。
なぜ、愛子様の結婚相手として浮上したのでしょうか。
池坊専宗の家柄や育ち、学歴経歴、皇族と親戚関係
池坊専宗さんはどのような環境で育ち、専宗さんのルーツである「池坊」と皇族との関係はどのようなものなのでしょうか。
家柄
池坊の家元は、京都市中京区にある聖徳太子が創建したとされる六角堂(紫雲山頂法寺)の住職が代々務めていています。
池坊は「いけばな」のルーツとされており、飛鳥時代に大陸から伝わってきた仏前に花を生けるという儀式を、室町時代に池坊専慶・専応が「いけばな」として大成し、今に至ります。
現在の家元であり、専宗さんの祖父である池坊専永氏が45世という、非常に歴史ある由緒正しい家柄です。
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専永氏の妻は、元子爵・梅溪(うめたに)通虎氏の三女であり、衆議院議員を5期務め、文部科学副大臣も務めた保子氏。
近年では日本相撲協会の評議会議長も務めていましたね。
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池坊専宗さんは、池坊専永氏と保子氏の孫にあたり、次期家元・池坊専好氏が母親です。
池坊の歴史の中で、初の女性家元になる予定の方で、現在は、六角寺の副住職を務めています。
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専宗さんの父親は、東大卒の元大蔵官僚で現在は関西棋院理事長を務める雅史氏。
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専宗さんには明日香さんという妹さんがおり、彼女はイギリスのブリストル大学在学中の2020年、パリで開かれた各国の令嬢が招待されるチャリティーイベントで社交界デビューを果たしています。
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また、叔母(専好氏の妹)の美佳氏も、華道家として活動し、いけばなの普及活動にあたっています。
美佳氏は、過去、葵祭の斎王代も務めたことのある美貌の持ち主です。
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近しい家族だけを見ても、華々しい一族ですね。
池坊専宗さんご自身は、祖父が住職を務める六角堂のある京都で生まれ育ちました。
池坊専宗さんは、高校まで京都で過ごし、東京の大学に進学しています。
学歴経歴
池坊専宗氏の学歴と経歴を見ていきましょう。
小学校・中学校の学校情報は出てきませんでしたが、妹の池坊明日香さんが私立の小学校を卒業されているようなので、専宗さんも私立の小中学校を卒業されているかもしれません。
後述する京都教育大学附属高校にも、小中学校が併設されています。
高校は、京都教育大学附属高等学校に通っていました。
高校では理系で数学を選択し、当初は数学者を目指していたのだそう。
大学は、慶応義塾大学理工学部に進学。
しかし、数学は良くも悪くも地味で堅実な学問であることを入学直後に気づき、文転。
慶応義塾大学に通いながら東京大学を受験し、後期試験で東京大学に合格。
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東京大学では法哲学を学び、法学部での成績優秀者に贈られる「卓越」を受賞し卒業します。
大学卒業後、本格的に華道の道に進み、現在は、池坊青年部の部長として、華道界の発展と後進の育成に尽力しています。
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また、写真家としての顔も持ち、京都現代写真作家展新鋭賞を受賞しています。
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皇族との親戚関係
池坊家と皇族は、どのような関わりがあるのでしょうか。
池坊家と天皇家の簡単な家系図を作ってみました。
作:kimamamegane
池坊専宗さんの祖母・保子氏の母・夏子氏が、香淳皇后(昭和天皇の皇后)の従妹にあたります。
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また、保子氏の父方の家系(梅谷家)も、10世紀半ば頃の第62代天皇・村上天皇の子(具平親王)が臣に下って姓を賜った家(久我家)をルーツにしているため、遡ると天皇家にあたります。
池坊専宗さんは、このように、皇族に縁のある家に生まれ育っています。
そもそも、愛子様は結婚しないという見方も
現在の法律では、女性皇族は、ご結婚と同時に皇族を離れ降嫁することとなっています。
しかし皇族数は減少の一途を辿っており、ご公務の担い手が不足していることから、女性皇族はご結婚後も皇族として残る可能性がありますが、愛子様は今上天皇のご長女です。
ご結婚には慎重にならざるを得ないのではないでしょうか。
現在、未婚の女性皇族が6名であることからも、女性皇族のご結婚のハードルの高さが伺えます。
池坊専宗はどんな人?
池坊専宗さんは、1992年1月20日生まれで、32歳(2024年現在)になります。
画像出典元:オリコンニュース
池坊次期家元・池坊専好さんと元・大蔵省官僚の池坊雅史さんの長男として、京都市に誕生します。
小さい頃は、一本ツノがかっこいいという理由でカブトムシになることを目指したり、その後、ウルトラマンになりたいという夢を語る不思議な少年でした。(ウルトラマンは「巨大になるのが大変そう」という理由であきらめたそうです)
画像出典元:Nippon Collection
次期家元の長男として小さい頃からいけばなを習っていたかと思いきや、ご両親の『やりたいことをその時にやりなさい』という教育方針のもと、家業(いけばな)を強制されることはなかったそう。
ただ、実家近くの六角堂(池坊が代々住職を務めるお寺)にはよく遊びに行っており、いけばなは常に身近な存在だったようです。
小学生の頃は放課後河原で友だちと野球をしたり、イギリスに留学(サマースクール)するなど、活発な少年時代を送っていました。
中学高校でも、打ち込んだのは野球。
高校では理系で数学を専攻し、当時の数学者ブームに乗って「数学者」を目指して勉強に励んでいたのだそう。
その流れで慶應義塾大学理工学部に合格し、上京。
理工学部入学直後、数学を続け数学者になるということへの違和感から、在学中に文転し、再度受験勉強を開始。
東京大学に入学し、法学部を卒業します。
画像出典元:東大新聞オンライン
東京大学在学中はせっかく入りなおしたからと勉強に励み、成績優秀者として法学部を卒業します。
池坊のいけばなとは大学在学中も関わり続けており、池坊と関わる若手たちとともに「花の桃李会」を結成し(大学卒業とともに解散)、いけばなに触れる機会のない層にも届く表現を模索するなど、多忙な生活を送っていたそうです。
法曹界や国家公務員への就職を考えたものの、「自分に正直なことをしよう」と思い、本格的に華道の世界へ進みます。
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自身のいけばなを記録するために始めた写真でも頭角を現し、現在では、池坊を継ぐものとして仏教を学び、華道家・写真家として、雑誌への連載や個展の開催、テレビやラジオ番組への出演等々、いけばなを世に広める活動を精力的におこなっています。
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ちなみに、池坊専宗さんの趣味は野球観戦とボクシング、断捨離だそう。
野球観戦は、縁あってパ・リーグの始球式をしてことがあります。
甘党で紅茶をたしなむ、まさに華道「王子」のような存在です。
池坊専宗の結婚観や結婚願望の有無
池坊専宗さんの結婚観や結婚願望の有無については、調べた限りではわかりませんでした。
ただ、池坊の継承者として、次代のことは真剣に考えていると思われるので、いずれはご結婚されるのではないでしょうか。
池坊専宗の好きな女性のタイプ
池坊専宗さんの好きな女性のタイプも、調べてみましたがわかりませんでした。
池坊専宗に現在、彼女はいる?
池坊専宗さんには現在彼女がいるのでしょうか?
こちらについても、調べてみましたがわかりませんでした。
池坊専宗は結婚したらどんな旦那さんになる?
池坊専宗さんは、次期家元・池坊専好氏の息子です。
華道家元池坊の後継者として、いずれは六角堂の住職(=池坊家元を兼ねる)として、京都を拠点に活動するのではないかと思われます。
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また、東京でも講演会やいけばなの教室をもっていることから、今後も2拠点生活を送ることになるでしょう。
ただ、専宗さんはインタビューで、「いけばなは命と交わること。命ある存在と向かい合うこと。」と語っており、「自分が大切な人と過ごす時間は代替することのできないもの」とも語っています。
京都と東京の往復という多忙な生活ながらも、きっと、自身のパートナーとしっかり向き合い大切にする、良い旦那さんになるのではないでしょうか。
池坊専宗が今後、愛子様と結婚して旦那さんになる可能性
愛子様との年齢差(10歳以上)ということや、池坊専宗さんの先々の拠点が京都になってくるであろうこと、愛子様の今後のお立ち位置等を考えると、池坊専宗さんが愛子様とご結婚する可能性は低いのではないでしょうか。
ただ、こうしたことはご縁なので、ゼロとは言えません。
池坊専宗さんの今後に注目です。